『天盆』王城夕紀著
今年読んだ本の中で一番面白かったです。

『天盆』




将棋に似た盤上で駒を動かす『天盆』という架空のゲームが国を動かすという設定がまず面白い。
そして小国の動乱、天盆に賭ける情熱、なにより家族の絆が織物のように糸を絡めて物語を織りなしていくのです。

天才である主人公はほとんどセリフがありません。
なので、彼に天盆を教えた兄に感情移入する方は多いと思います。
それがまた、簡単には入り込めぬ境地にいる天才の稀代な存在感をよく表している気がします。

表紙絵は私の好きなイラストレーター禅之助さん。
なんだか主人公がそこにいるけれど周囲の人とは同じものを見てはいない、まるでナウシカのような人なんだとよくわかる横顔だと思います。




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201710062122
『三毛猫カフェ トリコロール』星月渉著
久々に読書の記録。
今回は星月渉著『三毛猫カフェ トリコロール』です。





web小説サイト『エブリスタ』に掲載されていた作品が書籍化したもの。
ライトな読み応えで気楽にページをめくれます。

三毛猫ばかりの猫カフェ『トリコロール』の店主一族の女性は代々不思議な力があって、物語は孫娘の幼馴染の視点で進みます。
親子や家族の絆と、それぞれの想いがほろりとさせてくれます。
猫を飼ったことがある人なら「そうそう、そんな動きするわ、猫って」って頷いてみたり。

個人的には好きですが、終盤の展開がちょっとあっさりしすぎているような。
それでもみんな笑っているなら、それでいい最後だったのかな、という気にもなります。

舞台は姫路。
物語の随所に出てくる姫路名物が美味しそうで、一度行ってみたくなりますね。

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201708262145
『だるまさんが』かがくい ひろし著
今回の絵本はこちら。


『だるまさんが』かがくい ひろし著





すごくシンプルです。
でもすごく愛嬌があります。


「だ る ま さ ん が」と読むときに体を左右に揺らして読むと、息子も笑いながら揺れます。
シンプルだけに読むときにちょっと体を使って演技すると、効果抜群です(笑)




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201702202216
『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん著
今回の絵本は『しろくまちゃんのホットケーキ』です。





息子、これが大好き。
朝先に起きて、一人でこれを読んでニヤニヤしている。
本棚から取り出し、「読んで」と言いたげに持ってくるのは大抵、これ。


ホットケーキというだけでもワクワクするのに、作るってやっぱり特別楽しい。
おまけに作って終わりではなく、こぐまちゃんを呼んで分け合うのです。
で、「こぐまちゃーん」とホットケーキを分けようと呼ぶページで、息子まで手を挙げて返事をしております。
今度、ホットケーキ焼いてあげるからね。




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201702052024
『1.2.3 どうぶつえんへ』エリック・カール著
『はらぺこあおむし』が気に入った息子のためにこちらも購入。


『1.2.3 どうぶつえんへ』エリック・カール著





あおむしと比べると、物語性はそんなにありません。
アートと数を楽しむ絵本といいますか。
いろいろ話しかけて物語を膨らませるのは読み手の手腕かなぁと思います。


それにしても色使いやセンスの凄さ!
見ているだけでも楽しく思います。
けれど、息子はあおむしの穴のあいたページのほうが好きみたいですね。




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201702022124
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